お宿日記

人体を蝕む食品添加物について

旧金井地区の「新鮮空間よらんか舎」で良いものを見つけました。

添加物の一切入ってないストレートのリンゴジュースです。
市販で販売されているジュースの大半には、原材料に「ビタミンC」が入っています。
それは酸化を防いで変色するのを防ぐためです。
ビタミンCと言うと「レモン」とか「体に良さそう」とか連想すると思いますが、それは天然由来のビタミンCです。
食品添加物のビタミンCは人工的に作り出した、言わば化学物質です。
そして食品添加物のほとんどが「石油」を原料とした有害物質です。
ただ、添加物を食べたからと言って明日すぐ病気になるわけではありません。
知らず知らずに毎日摂取し、どんどん体内に蓄積されて排出されず、血管や細胞に入り込み少しずつ体を蝕んでいきます。

人は二つのバケツを抱えています。
一つは添加物や農薬・遺伝子組換え食品などの社会毒を受け止めるバケツ。
そしてもう一つは、ストレスなど精神的な毒を受け止めるバケツ。
その大きさは5:5の人もいれば6:4の人もいますし、その反対もいます。
更にそれぞれの許容量も人によって違います。
例えば何も知らずに添加物を摂取して社会毒のバケツが溢れても、二つのバケツは繋がっているので、もう一つのバケツがそれを受け止めてくれます。
ただ、日常生活においてストレスのかかる生活をしていると精神的なバケツも溜まっていき、その二つが溢れると「癌」や「白血病」、「心筋梗塞」や「脳梗塞」など、何かしらの生活習慣病を引き起こします。
もちろん社会毒だけで二つのバケツを溢れさせれば病を引き起こすでしょうし、ストレスだけでもありえます。

私の息子「琢海」に置き換えるなら、私は長年喫煙をして食生活も決して良くは無かった。
故に不健康な遺伝子から、琢海が産まれたかもしれない。
その時点で社会毒のバケツには毒が溜まっていたかもしれません。
そして、全く無知の状態で粗悪な粉ミルクを与え、添加物だらけの食べ物を食べさせ、ストレスのかかる環境で育てていました。
間違いなく琢海の二つのバケツは溢れかえり白血病を引き起こしたんだと思います。
更には添加物よりはるかに人体に影響のある「抗がん剤」を幾度となく打たれ続けました。
化学物質が原因で病気になったのに、化学物質を投与して病は治るでしょうか?
私は治らないと思います。
確かに抗がん剤は癌細胞を抑え込む力があることは知っています。
でも抗がん剤だけで完治した方がいるという話は聞いたことがありません。
私は息子との闘病生活を通じて、色んな患者の方とコンタクトを取りました。
その難病を克服した方々にそろって共通することは「病をきっかけに食生活を見直したり、生活習慣を変えた」ということです。
中間管理職でストレスから癌になり、治療後、タクシードライバーに転職したら人生が変わって再発してない、という方。
コンビニ生活から、自炊に変えたら体が楽になった、という方。
病をきっかけに人生を楽しむことにした、など様々な方がいました。
抗がん剤や手術で一時的に治っても、生活を改めなければ再発を繰り返すだけです。
まして体内に抗がん剤という化学物質を抱えているからバケツはすぐに溢れかえります。
息子も同じように大量の抗がん剤、大量の社会毒、大量のストレスで体は悲鳴をあげていたと思います。
それでも何も言わず、愚痴など一切こぼさず三年間耐え続けた。
私よりも遥かに強い男に育っていました。

大切な愛するわが子を見殺しにしといて「知らなかった」、「仕方ない」じゃ済まされない。

私は半年前から、抗がん剤に不信感を持っていました。
新潟で抗がん剤治療を拒否し続けて、その挙句に埼玉の病院に転院しましたが、そこでも私は抗がん剤治療を選んでしまった。
食事療法で白血病が治る、という道を選ぶ自信が持てなかった。
紛れもなく自分の勉強不足、努力が足りなかった証拠です。
琢海は
「辛かったと思う」
「痛かったと思う」
「苦しかったと思う」
それでも泣き言を言わず、最後は苦しそうに息を引き取っていった。
本当に苦しそうだった。
今だったら目も覆いたくなるくらいの最後だった。
絶対に死なない、絶対元気になって佐渡に帰ると信じていたから、夢だと思った。
現実を受け入れられなかった。
今でも夢であってほしいと願っています。

最後の半年の間、琢海は内心
「パパ、抗がん剤はもうやめてよ」
「パパもっと優しくしてよ」
って言っていたのかもしれない。

そう思うと自分の気持ちをどこへ持っていいかわからなくなる。
頭が狂いそうになってどうしていいか分からなくなる時がある。

今こうして自分の考えに自信が持てるのは、琢海が亡くなる一か月前に出会った大阪の「難病克服支援センターhttp://guide.simdif.com/」の戸田さんとの出会いがきっかけです。
戸田さんは、ほとんど治癒例のない難病「筋ジストロフィー」の娘さんを食事療法だけで完治させた方です。
そしてそれを機に難病に苦しむ方のサポートをしています。
もっと早く戸田さんのところに到達していれば、琢海は今でも生きていたと思います。
そして、今から半年前、有名な東洋医学の医師にこう言われました。
「あなたの子供を病気にしたのはあなたです。あなたの子供を殺すのもあなたです。本当に助けたいのなら自分で勉強して自分で助けなさい。」

ここまで言われてケツを叩かれたのに、動き始めるのが遅かった。
今は、すごくその言葉が胸に突き刺さっています。

たまに一人の時間に思い返すと情けないことに後追いを考えてしまいます。
でも涼太がいるから出来るわけない。
最愛の琢海を失うくらいなら、自分が犠牲になりたかった。
助けてあげたかった。
考え込んで辛くなります。
でも琢海はもっと辛い思いをしてたと思うと、負けてはいられないって少しずつ思えるようになれました。

最後に、社会毒を100%避けることは出来ません。
ただいかに人体に有害かを学んだうえで、生活することが重要です。
害を知ったうえで毒を食べることと、何も知らずに毒を食べるとでは健康への影響は大きく変わります。
そして毒を入れる量を減らして、毒を排出させる食べ物を多く食べることが最も大切です。
参考までに海外での添加物の種類は30種類くらいに対して、日本で国が認可している添加物は800種類、もしくはそれ以上です。
その中でも海外では使用が禁止されている物も日本では普通に使われています。
また農薬も、韓国・中国と並んで日本は使用率トップクラスです。
使用基準量もアメリカの2倍や3倍の物も多くあります。

今、病で悩んでいる方、これから病で悩むかもしれない方の手助けになればと思いこの記事を投稿しました。
二度と後悔はしたくない。

生きること = 食べること です。

2016.09.18日記

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