お宿日記

子どもたちを守る『いのちの授業』

 

8.19 子どもたちを守る「いのちの授業」

 

無事終えることが出来ました。
関係者の皆様、お世話になり本当にありがとうございました。

ご来場の皆様にはお伝えしましたが、このイベントは、自慢の息子二人の生活発表会でした。
あくまで私は裏方であり、前面に出るつもりはありませんでした。
なので自分の思うところは全て抑えていたつもりです。

ただ、自分が「しくじり先生」として、皆様にお伝えしたいことがあります。

私がなぜ、最愛の息子を失ったか?

それは、食生活や生活習慣、ストレスなどよりも、子に対する親の姿勢が間違っていたからです。

1才3ヶ月で発病し、再発を幾度も繰り返したにも関わらず、私がとった行動は『他人任せ』だったのです。

医療の是非は別として、大切な我が子を他人である医師に丸投げしてしまったのです。

自然界の動物で、我が子が病気になった時、医師に頼る動物など存在するはずがありません。

手当て、寄り添う、見守る、が親に出来る一番の治療のはず。
体が離れてしまえば、心が離れるのも当然です。
幼い子どもにとって、一番の安心感は親と過ごすこと。家族の愛情に包まれること。

つまり、私が当時すべきことは、旅館(仕事)を守ることではなく、旅館を休業にして息子に寄り添うべきだったのです。

大切な息子と旅館を天秤にかけて、私は旅館を選んでしまったから、こういう事態を招いてしまったのです。

例え小さな約束でも、子どもと交わした約束は出来るだけ守っていただきたい。

日曜日に公園に行く約束、だったとしても、子どもがどれだけその日を楽しみにしていたか、考えてみてください。

仕事は代わりが大勢いるんです。

その日の会議が、会社の運命を左右する大切な会議だったとしても、我が子の一世一代の大勝負には駆けつけてあげてほしい。

自分が社長なら会社を立て直せばいい。
自分が社員なら責任をとって辞職し、次の仕事を探せばいい。

でも子どもには、世界中の何処を探しても親の代わりはいないんです。

経済優先から家庭優先の社会になれば、日本は、もっともっと豊かになると私は信じています。

子どもが一番求めているのは、お金ではなく、家族で笑って過ごす時間なのですから。

2018.08.29コラム

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